【搭乗記】キャセイ CX135 香港→メルボルン ビジネスクラス

キャセイパシフィック航空

 香港からメルボルンまで引き続きキャセイで向かいます。成田から香港までの記事はこちら↓

 メルボルン行のCX135便は19:30の出発です。15時ごろに香港空港に予定通り着き、今回は比較的時間があったので、ラウンジ訪問前に初めてスカイピアまで行ってみました。

 スカイピアは以前はバスでしか行けなかったサテライトの搭乗口です。コロナ禍、ターミナル本館とサテライトを結ぶ橋が出来て往来が便利になりました。

 

 A320やB737の出発便ではキャセイ便でもこちらのサテライトを使うようです。キャセイのA321が並んでいました。当初は見慣れませんでしたが、現在は12機導入済みで中国本土や東南アジア路線、福岡、ソウル等、着々と就航地を増やし存在感を増しています。24年もキャセイ単体で4機の追加導入が予定されいて、日本路線でも目にする機会が増えるかもしれません。

 

 橋の先はちょっとした展望スペースになっていて、建設中の新しいターミナルの様子なども観察できました。現在は閉鎖している中央の第二滑走路は今年中には運用再開し、3本の滑走路同時運用が始まる予定です。ターミナル2では単体で出入国が行えるようになり、建設中の搭乗ゲートのあるコンコースとは電車で結ばれるようです。

 ただキャセイはじめ、ワンワールド各社の出発便は変わらず現行のターミナル1からの予定だそうで、自分にとってはあまり利用機会がないのかもしれません。。。

 ちょっとした散策の後は、キャセイラウンジに向かいます。メルボルン行が64番ゲートからの出発なので、今回は迷うことなくピアラウンジで過ごすことに。

 いままでキャセイラウンジでしか見たことのない、白いパッケージのゼロコーラ、トクホみたいな感じなんですかね、味も普通のゼロコーラより好きかもしれません。

 最近のお気に入りはカウンターで提供されているティラミス、甘さ控えめでコーヒーにぴったりです。

ちなみにシャワーは待ち時間なしで利用できました。

 

 久しぶりの長距離便、今回は搭乗ゲートで写真も撮っていたようです。

 今回はほぼ満席の様で、ゲート付近で預け荷物にしてもらえる荷物はないか、スタッフの方が尋ねまわっていました。出発直前でもこうした対応をしているのは初めて知りました。他の航空会社でも見たことがない対応です。これもあってか搭乗時間になってもカーゴドアは開いたままでした。

初めてのファーストクラス(座席だけ)

 

 荷物の対応もあってか、少し遅れて搭乗開始、今回はファーストクラスの座席にアサインしていただけました。メルボルンはじめオーストラリア線ではファーストクラスのサービスはありませんが、機材はF座席付きの場合もある様で、自社会員優先で開放しているようです。ビジネスクラスのサービスにはなりますが、F座席は初めてでキョロキョロしてしまいました。。

 もともとは前方のビジネスクラスの座席を指定していましたが、成田出発時の当日早朝には席が2Kに変わっていました。。。

 1-1-1の配列で頭上の収納棚はありません。やはり1席あたりの横幅がビジネスと比べても格段に広いです。モニター裏にちょっとしたクローゼットがあり、手荷物、上着は収納できるようになっています。オットマンにもシートベルトがあり、向かい合って座ることもできるようです。

 座席のリクライニング、ランバーサポートはタッチ画面で行います。マッサージ機能もありました。

ただ、画面の感度がイマイチで物理ボタンの方がしっくり来ます。

ボーズのノイズキャンセリングヘッドホン、着陸後CAさんがしっかり回収します。

1930発なので出発後の機内食はディナーです。テーブルクロスはビジネスクラスのもので、案の定こんな感じになりました。。

 

 アミューズはカツオのたたきといくらです。こんなものが出てくるとは思っていなかったので拍子抜けしてしましました。残念ながらいくらは、食感も味も何も感じず(笑)

 今回は初めてスープを選択、ニンジンベースですが、コクがあってなかなか美味しかったです。

 メインは香港のレストランDUDDLE’S監修のチキンと豆腐の煮込みです。写真からも分かるかもしれませんが、キャベツの水分で味が薄まってしまったようで、全部水っぽくこれまた残念なお味でした。。。

 今回も懲りずにコラボメニュー的なものにしましたが、成功した試しがありません(笑)

 救いだったのはデザートの濃厚なチョコレートケーキとチーズでした。

 ビジネスクラスもほぼ満席の様で、食事のサーブ時以外はCAさんはほとんどF座席にはいません。。なので飲み物のお代わりも頼みづらかったりと、サービスとしてはちょっと物足りない感は否めませんでした。食後の紅茶が出てきたのもデザートが出て30分後くらいでした。。。

 

 就寝時はベッドメイキングをしていただけました。寝返りをうっても全く窮屈に感じない座席です。

どうも保温性が高いシーツの様で、ちょっと寝苦しく、熟睡はできませんでした。。

 朝食はお粥と点心、味はもちろん、盛り付けもキレイでした。

ディナーと朝食のメニューはこちらです。ディナーのメインは5種類、CAさんの説明も大変そうです。

 今回は6席中、前方の3席は空席でした。

 座席だけファーストクラスというあまりない体験でしたが、ビジネスクラスのサービスとして考えてもちょっと物足りなさが残るフライトでした。

 ちなみに今年から77Wビジネスクラスの改修が始まりますが、それに伴い、現行のファーストクラスは新しいビジネスクラスのスペースに置き換わるようです。

 2025年には現行のB77Wの置換えでB777-9の導入が始まります。そこで新しいファーストクラスもお披露目の予定とのことで、もしかすると今回が最初で最後の体験だったかもしれません。。。

 

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