【宿泊記】クラウンプラザ安比高原に宿泊

IHG

 クラウンプラザ安比高原は昨年の12月にリブランドされたホテルです。

 今回宿泊したクラウンプラザのほかに、ホリデイインリゾートもリブランドされ、インターコンチネンタル安比高原が新設されました。実はインターコンチネンタルにも宿泊していますが、こちらは後日紹介します。

 これまで一軒もIHGホテルがなかった岩手に突如3軒のホテルが誕生することに。

ただ、ホリデイインリゾートはスキーシーズンの一部を除いて大部分が現在休館になっています。

 3軒とも同じ敷地内にあり、クラウンプラザとインターコンチネンタルは連絡通路でつながっていますので、インターコンチネンタルに宿泊していても、クラウンプラザのレストラン等館内施設を使用することは可能です。料金も部屋付けにできます。

 クラウンプラザには2回訪問し、館内の情報が大体つかめてきました。

ホテルへのアクセス【一番の難題?】

 安比高原の公式サイトより、クラウンプラザを含めた安比高原へのアクセスです。仙台、秋田、青森から高速で2時間以上かかりますね。私は岩手の県南住まいなのですが、同じ県内でも1時間半ほどかかりました。盛岡からは1時間かからないくらいで着くと思います。

 東北以外にお住まいの方は、まず秋田、仙台までの移動があるでしょうから、そこからプラス2時間、自家用車以外では倍以上の時間がかかると思うと、並大抵の移動ではありませんね。近場のアジアに行ったほうが、時間的にも値段も安上がりなんてこともあり得ます。

 私は幸いにも同じ県内のため、複数回訪問することができていますが、東北以外に在住の方は気軽に週末によれる所ではないでしょう。

 東北以外に在住の大部分の人にとっては、アクセスという観点でそれなりに覚悟がいるホテル滞在となります(笑)

  なお、東北道の仙台方面から北上する場合、岩手の花巻あたりからから120kmの制限区間になります。ホテル最寄りの松尾八幡平からは20分ほどの峠道です。明かりもほとんどありませんので、夜間の運転は特に注意する必要があります。

 なお、クラウンプラザ、インターコンチネンタルともに駐車場は無料です。私が滞在した、5月、7月は県民割もあってかほとんどが、盛岡ナンバーの車。県外のナンバーはあっても青森で東北以外からはほとんど見かけませんでした。設備は古そうでしたが、EV充電器もクラウンプラザにはありました。

【部屋紹介①】エグゼクティブツイン、ルームサービスメニュー

 

クラウンプラザ安比高原は、写真左手の高層階のタワー館と右手の縦長の低層階の建物、メイン館の二つの建物に分かれています。一階で二つの建物はつながっています。なお、現在フロントはメイン館にしかありませんので、タワー館の部屋を予約していても、こちらに行く必要があります。メイン館のフロントから、タワー館のエレベーターまでは徒歩5分ほど歩きます。朝食会場、レストランの大部分もメイン館にあるので、タワー館からの移動は若干不便です。

 初回の滞在で、予約したのは一番下のランクのメイン館、スタンダードの部屋でしたが、IHGの会員特典で、タワー館のエグゼクティブツインになりました。

 エグゼクティブツインはタワー館の11階以上の高層階にあるスタンダードなツインの部屋です。ちなみに10階以下のプレミアムツインは間取りは同じですが、部屋のテレビがエグゼクティブが50インチに対して、42インチと若干小さくなっています。そのほかにもちょっとした違いがあるかもしれません。

 なお、こちらのクラウンプラザにはラウンジ施設はありません。

 部屋にはウェルカムレターとクッキーが数種類、置かれていました。しかしこのクッキー、とんでもなくマズかったです(笑)。製品化できずにウェルカムアメニティとして出しているのでしょうか。甘いもの好きな私ですが、一口頂いてあとは手を付けませんでした。違う意味で衝撃的なクッキーです。。

 部屋の設備はリブランドしても変わっていない様で、バブルに建てられた当時の面影が残っていますね。ただ清掃は行き届いていて不快には感じませんでした。

 テレビは50インチの最新型なのが嬉しかったです。HDMIの外部入力も問題なくできました。 

 リゾートホテルは部屋にいる時間が長くなりがちなのでテレビが客室の満足度に占める割合はとても大きいです。

 ベッドはシングルサイズのものが二つ。IHGに限らず外資系ではよくシモンズのベッドを目にしますが、ここは知らないメーカーのマットレスでした。正直、マットレスの質は悪いです。寝返りを打つたびに、大きくきしむベッドは少なくともこのクラスのホテルでは初めて経験しました。正直、お安いビジネスホテルのレベルです。残念ながらぐっすり眠れませんでした。ベッドについては早急な改善が必要かと思います。インターコンチネンタルのベッドが大変心地よかっただけに残念です。

水回りはスキーリゾートだからでしょうか、シャワールームが独立してあります。ユニットバスと同時にシャワーが浴びれるのは、家族には良いのではないでしょうか。

 アメニティはクラウンプラザ福岡と同じブランドのものが使われています。異物混入対策がしっかりされています。

 こちらのホテルにも無料Wifiがありますが、場所柄かなり遅めです。ストリーミングの動画なら何とかいけましたが、リモートワーク等の使用は厳しいかと思います。インターコンチネンタルも同様の状況でした。山の中という場所を考えたらこれは致し方ないかなと思います。

 こちらが、クラウンプラザ安比高原の朝食を除くフードのルームサービス(22年7月時点)です。和洋中のレストランがある中でこのラインナップは寂しい気がしますね。館内レストランはビュッフェを除き基本前日予約が必要なので、もう少しルームサービスが充実してもよいと思います。

 価格もかなり高めです。お隣のインターコンチネンタルのルームサービスメニューのほうが同メニューだと価格は安いです。レストラン使ってねというホテルからのメッセージでしょう。。

ステーキレストラン、ラパンドール

 クラウンプラザ安比高原には和食、鉄板焼き、中華、焼肉、オールデイダイニング、バー等飲料施設が充実しています。コロナ禍で宿泊した日に営業していたのは、ステーキレストランのラパンドールと和食レストランだけでした。現在は週末を中心に、徐々に営業するレストランを増やしているようです。

 今回はディナーでステーキレストランのラパンドールを利用。リーズナブルな料金で、コース料理が食べれました。

写真で見るとお肉の質感がイマイチですが、実際にはなかなか美味しかったです。

 こちらはメインを魚か肉か選べるメニューで、サービス料込みで5000円台でしたが、現在は1000円ほど値上がりしているようですね。。。

 館内案内にはこちらのレストラン、スマートカジュアルのドレスコードがありで、客室の浴衣での来店はお控えくださいと書いてあるのに、お客さんの半数が浴衣姿でした。。。雰囲気ぶち壊しでちょっとショック。。最低限のマナーは守ってもらいたいものです。

【部屋紹介②】プレミアムスイート

 2回目の訪問も前回同様、メイン館のスタンダードの部屋を予約していましたが、今回は、タワー館のプレミアムスイートになりました。

 プレミアムスイートは低層階の角部屋のスイートルームです。ベッドルームとリビングが別の部屋になっていて、65㎡ほどあります。ただ、家具等おいてあるものはスタンダードのツインと何ら変わりないので、スペースが無駄に感じますね。

 

 こちらがリビングです。ソファからテレビの位置がかなり遠く、使いづらいレイアウトでした。デスクの椅子もスタンダードの部屋と同じ、背もたれのないタイプでした。やっぱりこのホテルでのPC作業は出来ません。

 水回りはほかの部屋と同様、ユニットバスタイプでした。

なお、このホテルにはこれ以外にもスイートルームの種類がいくつかあります。ホームページを見ると最近改装した、これよりもっと広い部屋もあるようです。

 ちなみに今回は3泊しましたが、連泊時清掃不要の場合、館内利用券を頂けました。今回は、2回の清掃分なので2000円分になりました。宿泊者にもメリットがあるのは嬉しいですね。

朝食は通常ビュッフェ形式です。ただ、初日におひとり様が誰もいなくかなりアウェー感が強かったので2日目以降はテイクアウトにしていました。前日までに予約する必要がありますが、自分よりもきれいに盛り付けてくれるので気に入りました。和食と洋食、2種類選べます。(写真は和食)

 クラウンプラザ安比高原、初回はインターコンチネンタルの前泊で利用、2回目はクラウンプラザのみ滞在しました。ベッドのマットレス、デスク周りなど不満が残りましたが、今後の改善を期待しています。

タイトルとURLをコピーしました